STAGE 06 / 08

もっともらしいウソと、調べてから答える

ハルシネーションRAG約5分

生成AIは「それらしい続き」を作る仕組みなので(→ STAGE 01「次の言葉はくじ引きで決まる」)、知らないことでも自信ありげに答えてしまうことがあります(ハルシネーション)。RAG(検索拡張生成)は、答える前に資料を検索して取り出し、手元に置いて読ませてから答えさせる方法です。架空の会社の社内規程について質問(プロンプト)して、違いを確かめましょう。

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PREDICTAIが知り得ない架空の会社の規程を、資料なしで聞いたらどう答える?

予想してから、図をクリックして質問し、書見台の答えを確かめよう。
あそびかた上から順にやってみよう。図の番号が操作する場所です。
  1. 1クリックSpaceAIに質問する(最初は資料なし)資料なしだと、この会社の資料を見ていないのに、それらしい数字を言い切ります。これがハルシネーション。わざとではなく、それらしい続きを作った結果です。
  2. 2レバーをクリックS資料を調べてから答えさせる(RAG)質問と同じキーワードが多い引き出しを開け、カードを書見台に立てて、それを読ませて答えます。正確になりやすくなりますが、読み違えることもあります。
  3. 3引き出しをドラッグ関係ない資料を手で渡す関係ない資料を渡すと、答えも外れます。RAGでは、何を取り出したか(根拠)を確かめることが大切です。
控えめ言い切り
引き出し(資料の棚)検索アーム調べるレバー資料の更新レバー枚数ダイヤル書見台言い切りメーター

しくみ

質問

QUESTION 1

AIの答え

言い切り

調べる(RAG)
棚の資料
取り出す枚数

    図の見かた

    資料カード:検索で取り出し、書見台に立てて読ませる引き出しのランプ:質問と同じキーワードの数言い切りメーター:答え方の言い切りの強さ(正しさとは別)画面の色:紫=資料なし 水色=資料あり 橙=古い資料 桃=関係ない資料・読み違い会社・規程・数字はすべて架空の例。この図の検索は「質問とカードで同じキーワードがいくつあるか」で引き出しを選ぶ簡単な方式。本物のRAGは多くの場合、埋め込み(意味の近さを数で表したもの)で資料を探す。取り出した資料を質問といっしょにAIへ渡し、それを読ませて答えさせる。資料があっても、読み違えることはある。

    ミッション 0 / 4

    • 「調べる」をオフ(資料なし)にして質問し、もっともらしいウソ(ハルシネーション)を見る
    • 「調べる」をオンにして、検索で取り出した資料から正しい答えを出させる
    • 関係ない資料で答えさせて、答えが外れるのを見る(質問5を調べる、または関係ない引き出しをドラッグ)
    • 棚の資料を「古いまま(更新漏れ)」にして調べさせ、答えが古い数字になるのを見る

    わかったこと

    • 生成AIは、事実と違う内容や根拠のない内容を、もっともらしく言い切ることがある。これがハルシネーション。わざとではなく、それらしい続きを作った結果。言い切り方は正しさの証拠にならない。
    • RAG(検索拡張生成)は、質問に近い資料を検索して取り出し、手元に置いて読ませてから答えさせる方法。正しい資料が見つかれば正確になりやすい。それでも読み違えることはあるので、根拠の資料を確かめる。
    • 資料が見つからない・関係ない・古いままだと、答えも外れる。この図の検索は同じ言葉の数で探すので言い換えに弱い。本物の多くは意味の近さで探す(→ STAGE 03「言葉の地図」)。

    確認クイズ 3問

    Q1. 生成AIのハルシネーションとは?

    Q2. AIが答えを強く言い切った。この答えについて言えることは?

    Q3. 社内の規程が今日変わった。RAGで答えるAIに、新しい規程で答えさせるには?

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