STAGE 02 / 08

言葉をこまかく切る

トークントークン数約4分

生成AIは、文を1文字ずつではなく、言葉の部品(トークン)に切ってから読み書きします。よく出る並びは大きな1つの部品、棚(語彙)にない並びは細かい部品に。言葉を打って、テープが切れるところを見てみましょう。

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PREDICT「薔薇」(2文字)は、いくつの部品(トークン)に切れる?

予想したら、例の「珍しい字」を切って確かめよう。
あそびかた上から順にやってみよう。図の番号が操作する場所です。
  1. 1クリックEnterテープを部品に切る刃は、部品棚(語彙)にあるいちばん長い並びの終わりで降ります。切れた片の1つ1つがトークンで、オレンジの数取り器がその数を数えます。
  2. 2台をドラッグSpace自分の手で、1片ずつ切り進める刃は切れ目でしか降りず、台は次の切れ目を越えられません。どこで切るかを決めているのは、棚(語彙)にある並びです。
  3. 3長押し続けて打って、離すと切れるよく使う言葉は大きな1片、棚にない字は文字より細かい片に切れます。トークン数は文字数と同じではありません。
000TOKENS
紙テープ刃の台照合窓部品棚(語彙)数取り器キーボードと印字機

しくみ

例:

0トークン0文字

    この機械が一度に読めるのは 16 トークンまで(説明用の上限)。

    切った文文字トークン

    図の見かた

    刃:部品棚(語彙)にある、いちばん長い並びの終わりで降りる切れた片=トークン。色は片ごとの区別。ピンクの細い片は、文字より細かい部品(バイト)。下の一覧では点線の枠オレンジの数取り器:切れた片の数(トークン数)。上限の 16 を超えるとピンクになる部品棚(語彙)はこの機械のために作った小さな例で、部品は約2,200個、番号(ID)も説明用。棚が小さいので、ふつうの字でも細かく切れることがある。本物の生成AIでは、語彙は数万〜十数万個ほど。この機械は先頭からいちばん長い並びを選ぶ切り方だが、本物の多く(BPE)は、学習で決めた順に文字をくっつけていく方式で、手順が違う。棚にない文字は、文字の中身(バイト:コンピュータが文字を記録するときの数字。日本語1文字はふつう3つ、絵文字は4つ)ごとに切れる。一覧の「1/3」は、3つに分けたうちの1つ目という意味。

    ミッション 0 / 4

    • 「よく使う言葉」と「珍しい字」を両方切って、トークン数をくらべる
    • 1つの文字が、文字よりも細かい部品(バイト)に切れるところを見る
    • 自分で言葉を打って切る(例や長押しの文は除く)
    • 自分で打った20文字以上の文を、上限の 16 トークン以内に収める

    わかったこと

    • 生成AIは文をそのまま読まず、言葉の部品(トークン)に切ってから扱う。部品はそれぞれ番号で表され、この番号が次に、意味の地図の上の位置(ベクトル)に置きかえられる(→ STAGE 03「言葉の地図」)。
    • 語彙(部品棚)にある、よく出る並びは1つの部品にまとまり、棚にない字や並びは細かく切れる。同じ内容でも、日本語は英語よりトークン数が多めになりやすい(AIによって差は大きい)。
    • 一度に読める長さの上限や、APIなどの従量課金の料金は、文字数ではなくトークン数で数えられることが多い。AIが返す答えの長さもトークンで数える。

    確認クイズ 3問

    Q1. 生成AIの「トークン」とは何のこと?

    Q2. 「今日はいい天気ですね」(10文字)は、この機械で5トークンに切れた。トークン数について正しいのは?

    Q3. 上限が 16 トークンの機械に、20文字の文を読ませたい。上限に収まりやすいのは?

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